〜God's Muzzle〜
【あらすじ】
1615年、10月。王都ロンドン。
国王ジェームズと愛人ジョージ・ヴィリアーズが原因不明の病に倒れた。
人々は殺されたカトリック司祭の呪いだと噂するが……。
真相解明に乗り出したチャールズ王子の前に、妖艶な女官が現れる。
【BL要素あり】男色家が登場します。
【伝奇】歴史上の人物が多数登場し、史実を基にしていますが、あくまでもフィクションです。
ご了承下さいませ。
【登場人物】
チャールズ・ステュアート:イングランド王子。ジェームズの次男。
サー・ジョージ・ヴィリアーズ:ジェームズの愛人。チャールズの教育係。
ジェームズ:イングランド王。男色家。ヴィリアーズを「スティーニ」と呼ぶ。
アン・オブ・デンマーク:ジェームズの妃。〈空っぽの王妃〉と揶揄されるが、息子思い。
ストーン卿:カトリックを憎む治安判事。